岡大キャンパスにいる野草 46
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カンナ
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和名が。。。
鉋ではないよ！
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ショウガ目カンナ科は
カンナ属の１属しか知られていないようです.
毎年，この時期に当研究室前で
鮮やかな花を咲かせます.
どうしてこんなに大きいのでしょうか
と思って解体してみると
たいてい中から蟻が出てきます.
花弁は外側に細長いのが３枚あるので，
大きな５枚は花弁化した雄しべのようです.
しかも，１枚はへりに葯の片割れが付いていて，
花弁と雄しべのキメラみたいになっています！
６枚にならないので１枚足りないですね.
中央には朱に光る雌しべが鋭いメスのように飛び出しています.
脇に突起がありますが，６枚目の雄しべの痕跡でしょうか.
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大きな花だけにABCのAとCの発現領域が
発生途上で絶妙にズレていくのか，
非常にユニークです.
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