岡大キャンパスに咲いている花 236
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アメリカフウロ
"亜米利加風露"／フウロソウ科フウロソウ属
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園芸植物のゼラニウムがテンジクアオイ属
（ペラルゴニウム属）Pelargoniumに
移された結果，残ったフウロソウ属の
代表的な種の１つになりました．
薬草として有名なゲンノショウコの兄弟です．
５数性の均整のとれた花以上に
深く切れ込みの入った葉が印象的です．
ホメオドメインを持つ転写因子のKNOX1を
過剰発現させたり，逆の機能を持つKNOX2を
変異で失うと，シロイヌナズナの葉にも
このような切れ込みができますが，
同じ仕組みでしょうか?
http://journals.plos.org/plosgenetics/article?id=10.1371/journal.pgen.1004980
この花は花弁が散っても
萼片はいつまでも散らない一方，
雌しべが伸びて中に種子ができていると
思ったら伸びているのは花柱で，
果実は付け根に５つ膨らんで並びます．
まるでロケットのようです．
Little rocket pods!?
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