岡大キャンパスに咲いている花 171
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ハナセンナ
"花旃那"／マメ科センナ属
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９月に文学部棟の奥で咲いていました.
マメ科でもこんな樹木が作れるのです!
萼片5枚，花弁5枚は下偏成長hyponastic growth
で窪んでいます.
10本の雄しべは下方に大きな3本，
中央に4本，上方に小さな3本ですが，
きちんと左右相称になっています.
丸く巻いた黄緑の雌しべは
右に寄ったり左に寄ったりして，
この特徴は鏡像花柱性enantiostyly
エナンチオスタイリーと呼ばれ，
センナ属を含むジャケツイバラ亜科や
他のいくつかの科で認められるようです.
柱頭の向きを花ごとに変えて，
蜂による他家受粉の効率を上げるという
効果は果たしてあるのでしょうか!?
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