岡大キャンパスにいる野草 55
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オシロイバナ
"白粉花"／ナデシコ目オシロイバナ科
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英語で"Four o'clock"と呼ぶそうですが
夕方でもあまり開かず，陽が沈んで
やっと開花してくれました.
（黄も赤紫も蛍光が強いのか，スマホではキレイに撮れません!）
この花の色素はインドール誘導体のベタレインで，
ベタレインを作る植物はアントシアニンを作らないという，
独立なのに背反する色素合成系が知られています.
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最新号のNatureに，夜の人工光が夜行性昆虫による
花粉媒介を世界的に低下させている
との報告が出ていますが，本当でしょうか!?
花もスズメガもそんなの意に介さず
というように思えますが.
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この花は，しばしば
“花弁はなく，がく片が花弁化している”
と言われますが，花被が２つ（外=がく，内=花弁）に
分かれず，正確にはどちらかわからない場合は
単に花被片と呼ばれます.
引き裂いてみると，各花被片の境界に雄しべが
伸びているので，“やっぱり花弁だろう”と
いうのが正直な感想ですが。。。
ABCの発現どうなっているのでしょうか?
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いろいろ調べ甲斐のある植物です.
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