岡大キャンパスにいる野草 34
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ツユクサ
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“露草”
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３枚の花弁のうち，下の１枚は
白く透けて退化しています.
６本の雄しべは上の葯の黄色い３本が飾りで
下の長い２本と幅広の黄色い葯の１本が
花粉を作るようですが，
下の長い２本と上の中央の飾り１本が
雄しべの外輪，残り３本が内輪に
配置しているように見えます.
同じツユクサ属に
花弁の３枚が同じように発達して
雄しべは非対称な種があることから，
花弁と雄しべの非対称分化は，
独立に調節されていると思われます.
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今週は単子葉類でした.
単子葉類は11目に分けられていますが，
古い方からショウブ，ヤマイモ，ユリ，
ラン／アヤメ／ヒガンバナ，イネ
などの仲間がそれぞれ順に分岐した後，
ツユクサ科を含むツユクサ目が
もっとも最近独立したと考えられています.
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