岡大キャンパスにいる野草 18
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テンニンギク
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“天人菊”
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これも野草？
文化研究科棟の柵から勝手に逃げ出しただけの
気がしないでもないが．
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Planta Med Int Openという薬用植物学関連の
電子雑誌最新号に，ソウル大の研究グループが
乾燥重量5kg！のカモミールの花から
ヒドロキシ桂皮酸化サーモスペルミンを検出し，
血圧を下げる神経ペプチド受容体に対して
強いブロッカーの活性があることを報告しました．
サーモスペルミンのフェノール化合物は初めてなので
注目ですが，スペルミンやスペルミジン同様，
植物細胞内では抗酸化作用を発揮すると思われます．
これは種に特異的なアレロケミカルではなく，
キク科の花限定でもないと予想されますが，
ナズナの花から検出するのは難しいかもしれません．
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